竹林のゆとりブログ

山奥で生活し、日々の思いをつらつらと書くブログ。 IT、数学、アニメなど。

傷物語~鉄血編~をみて考えたこと

傷物語みてきたので、感想をば

www.kizumonogatari-movie.com

注)ネタバレありです

ストーリー概要

物語シリーズの前日譚 主人公、阿良々木暦が怪異殺し、キスショットアセロラオリオンハートアンダーブレードに出会う話

作画

アニメと映画ではキャラデザも変更されいてるよう

キャラはぬるぬる動くし、背景もすごく細かくで1つの絵や30秒の動画としてみるとめっちゃきれい。 さすが映画。

印象的だったのは、羽川との会話の最後のシーン
一度消えてから、もう一度現れる時の動きがかわいすぎて、やばかった

ただ、学習塾跡が、廃墟とは到底思えないものになっていたりと、 シャフトらしいといえば、らしいんですが、全体的にこんなんだったっけ?っていう違和感が拭えないままでした

音楽

今までのシャフトにはないものだったような… 記憶が曖昧になってしまったんで、表現雑ですが、音だけ聞くとすごく好きなものでした。

ただ、主人公の動きにあわせていたのか、 さわやかすぎたり、おもすぎたり、やっぱりこんなんだったっけ?っていう違和感たっぷりでした

シナリオ

理解できなぇ。
いや、わかるんですよ、原作読んでるから。 でも、映画みても話が全然つながらなかった。

翼との会話やあの風の結果、エロ本を買いに出て、 それに夢中になっていたら、あろうことか吸血鬼にたまたま出くわしたってわかるのかな?
明らかに怪しい道を自発的に歩いたように見えるし、そのくせすぐ逃げるし、 忍に血をあげるまでの心の動きもわかるんだろうか?

吸血鬼になったことに自覚がなくて、無意識に外に出たら、焼けたこともわかるんだろうか?

ドラマツルギー達にどうやって出会ったかもわかったんだろうか?

65分で小説100P程度なのに、わかんないことだらけ。

これでいいんだろうか?その答えが出せないまま映画が終了。

全体

正直、期待はずれ。 話が進まないところは進まなさすぎだし、進むところは一瞬で進むし、すごくイライラした。

イライラで終わっても虚しいので、なんでこういう構成になったのかを考えてみます。

考察

物語シリーズ西尾維新の独特かつ大量なセリフによって、世界観を形成し、 そのセリフの掛け合いの中でなんとなく話が進んでいくんですよね。 だから、セリフ回しが魅力の最大のポイントになっています。(少なくともセリフ回しが魅力だと私は感じています)

一方、今回の映画はセリフを極限まで減らしたんですよね。代わりに、キャラに対する情報量が不足を音と絵で補おうとしている。

そのくせ、キャラ同士が関わりにならないシーンは完全にカットしている。 例えば、翼とあってから、キスショットとあうまでの時間や、吸血鬼になってから、ドラマツルギー達に会うまでの時間が異様に短い。

動きや音で魅せるのは映画ならではだし、肯定的なんだけど、今回はうまくいっていないように感じた。

でも、それは既に傷物語を知っているが故の先入観かもしれません。 傷物語を読んだ経験と物語シリーズのアニメからこうなるだろうという予測をなまじたっていたから違和感が感じたのかもしれません。

ジブリと比べてみると、そこまでセリフが足りないとも思うようになったので。

今後

物語シリーズを読んでいなくて、映画を見に行った人の話を聞いてみたいと思います

傷物語を読みなおして、傷物語の魅力について考えてみます