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竹林のゆとりブログ

山奥で生活し、日々の思いをつらつらと書くブログ。 IT、数学、アニメなど。

数学の難しさ

久しぶりに、自分の最も尊敬する数学者と話したら、数学について語りたくなりました。

数学者として生きることの難しさ。

衝撃的な話を聞きました。

  • 数学者として、将来を期待されていた一人が数学をやめたこと
  • 博士論文を提出しても、その次のポストを取れない人が続出していること

どちらも、厳しい状態です。

ちなみに、数学は博士を取るのも難しく、3年で卒業できないことが多い。 そんな中、十分な成果が出ている数学者ですら、次のポストが取れない場合がある。

理由は簡単で、評価が難しいこと。 特に、数学の成果の内容も意義も数学を知らない人に対して説明することは、難しい。

僕はその難しさを、2000年前の人たちにインターネット、あるいはクラウドのすごさを説明するぐらい難しいと言うことにしています。

数学を研究する上で当たり前となる道具の数々が高度な概念の上にあるので、その概念を体験したことのない人にとっては理解が困難なんです。

そんな中、どんどん数学が高度化し、卒論なんてもっての他、修論ですらまともな論文を出すのが難しくなっているので、論文の数やどんな論文雑誌に載ったかなどで評価することも難しい、

逆に、論文の数が減っているので、数学者そのもののポストが減らされてる。 数学の研究をやめてしまった人間ですが、今の現状には、悲しいものですね。

数学はわからないというだけでは、困ると思うので、参考資料を紹介します、

数学ってどんなもの?

数学の日本語のいい資料ってあまりないんですが、これが(数論の中で)一番良い資料かなと思います

http://knmac.math.kyushu-u.ac.jp/konno/modules/SS2013/?page_id=322

整数論サマースクールの報告集です。 数学で修士以上の知識が必要というレベルです。

内容は数論のメインテーマの一つであるLanglands対応等に使われる代数群の表現論になります。

代数体の理論やガロア理論は前提となっているので、本格的に勉強したい人は調べてみてください。

おわりに

自分は数学の研究をやめてしまいましたが、数学の価値を活かせる人になりたいと思います。