竹林のゆとりブログ

山奥で生活し、日々の思いをつらつらと書くブログ。 IT、数学、アニメなど。

ワールドエンドエコノミカエピソード2

WORLD END ECONOMiCA episode.2[同人PCソフト]

WORLD END ECONOMiCA episode.2[同人PCソフト]

エピソード2,やり終えました.

エピソード1が面白かった分,期待も高かったのですが,その期待に十分応えてくれる完成度でした.

クリスの幼さ

失敗したことがない人にはリスクに対する甘さがある。物語上に生々しく描いてくれたおかげで簡単にうなずけるものです.

うまくいかないリスクを考え、どうやったらそれが解決できるかを考えているのではなく、私が問題の答えをこれだと定義したのだから、市場がそれに従うという思想にはまっている感じがすごく面白いですね。

もしかしたら、エピソード1のころの主人公はクリスと同じだったのかもしれないが、それがどれだけ危ういのかがわかって、面白いです。

まして、じぶんが扱っているのが『数学』という客観的に正しいものだから、必ず報われるというのが非常に危険な発想ですね。

数学にかかわる余談

私見ですが、金融はすべて数学で実現できていません。特に、市場における、確率の妥当性は数学的に証明できません。 確率が○○だとしたら、こうなるという結論は数学的、誰であっても正しい結果ですが、市場の統計と実際の確率には正解が図れないものがある。 それは数学と現実が一致していないので、対応できない問題です。

現実では、今までの市場をベースにそれをもとに確率を設定し、その確率をもとに数学的に将来を予想しているので、そこは数学的に正しくないということを補足させてください 。

お金ではなく、人のつながりを大事にする主人公

金貸しの本質は信頼なんですかね?これを読んでいるとそう感じました。 金貸しで10年以上働いている人に意見を聞いてみたいですね。

バートンがかっこいい

ほんのワンシーンなのにすごくかっこよかった。

エピソード1でずっと違和感があったんです。最後に主人公を裏切る理由がどこにあったのか? それが、もやもやしていたのが、解消されました。

やりたいことを明確にし、それを実現するためにリスクをおかす。さらに、今の主人公の行為の裏側にあるリスクを突き付ける。 ここまでやる敵キャラはいません。

本当に普通にかっこいい。自分の正義に準じて、あこがれるに足る存在で満足しました。

名言

このゲームいくつか,好きな言葉があるので,メモしておきます.

見ればわかる。見ればわかる物を見ないで判断しようとするから、問題がややこしくなる。定義論争と言うのは常にそうだ。

あらゆる問題に対して言える深い事実ですよね。 実世界にはこれに加え、「時間」という制約があります。

複数の問題が同時に起きる現代に,時間が足りず,見たくても見れないという状況に陥ります.だから,最終的に見ずに判断をしないといけない人がいる。

今の状況を考えると当たり前なのだけれど,その大変さを理解するのはとても大変です.

株式や原油を見ればいい。あんなにも複雑な市場に効率性があるのは、たくさんの人の知恵を少しずつ借りるからだ。

これって都合のいい言葉だな。
適材適所をうまく使って一見正しいことを言っているが、本当に効率的なのか?
それがわからん。統一的なほうが明らかに効率的だと思うのだがな…。ただ、会話でこれを言うと、否定の言葉を言いづらいですね。

最良の煽り文句は、すでに儲けを手に入れているひとがいて、それは、あなたと大して変わらない人物なのだと言うことだ。

最高の事実を使って、あなたはこれによって儲けられると説得してるんですよね。ぼくには絶対に言えませんが…。

まとめ

4年の時代とそれに伴う変化、また事件に対するアクション。本当に息づく暇もないストーリー。 面白い以外に表現できません。